相場は荒れ模様 


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 米国市場
 エクソンモービルの決算が市場予測を下回ったことや、重要な経済指標が芳しくない内容であったためにNYダウは大幅反落となりました。
毎日のように200ドル位の値幅で動かれていては、一般投資家にとってはとてもついていけないような感じですが、ディーラー筋にとってはこの値動きは魅力的といった感じでしょうか。
値動きは正にデリバティブ相場といった感じです。

 エクソンモービルの決算が市場予測を下回ったといっても、4−6月期のメジャー4社の純利益の合計は4.1兆円となり、1−3月期の3兆円をも上回りました。
なんぼ儲ければ気が済むんだ!って感じですが、エクソンやシェルの生産量は前年同期比で減少に転じている様ですし、油田開発も遅れている様なので、この辺がネックとなって株価は下落したようです。
ブッシュも任期あとわずかですからね・・・。
そろそろ儲け過ぎの時も終わりといったところなのでしょうか。

 しかし、一番の悪材料というか、最も足を引っ張ったのは米のGDP値でしょう。
市場予測の2.3%成長を下回った1.9%成長としたことも響きましたが、昨年10−12月の実質成長率を0.6%から−0.2%に下方修正したことでしょう。
間違いでしたというか、嘘でしたという感じが否めないのですが、皆様はどのようにお感じになって居られるでしょうか。

 また、グリーンスパン前FRB議長が、米国がリセッションに至らない方が驚きだと発言しており、やはり景気は悪い方へ動いて行くのであろうという感が強くなっております。
減税効果も限定的であったようですし、ますます先行きは暗い感じですが、株価はどの様な道のりを歩むのでしょうか。

 過剰流動性のデリバティブ相場
 実際に米国や中国、インドに行って経済を見てきたわけではないので、実際にどのような感じなのかはよく分からないのですが、日本を見ている限りではこの原油高の影響で、明らかに石油関連製品が節約されて消費が落ち込んでいると感じます。
大量消費経済は好きではないので、このような流れは歓迎ではあるのですが、日本以外でも確実に需要が落ち込んでいるのではないだろうかと思うのです。
これだけ値上がりしているのに、節約せずにどんどん消費を伸ばせる国があるでしょうか。
産油国以外は無理だと思いますので、確実に実需は減少となっているはずなのです。

 ということは、原油をこれ以上買う理由がなくなっていますし、原油買いの米金融株売りの裁定取引もカラ売り規制でできなくなっている事から、もはや原油の上昇はあり得ないということになってきているはずなのです。
そして、その規制が終わったとしてもほぼ間違いなく同じ流れには戻らないはずなのです。

 ただ、過剰流動性で生まれてきた大量のマネーは、必ず新しい行き場所を求めて動き出します。
すでに動き出している部分もあると思いますが、その主力どころは今まで売られてきた株式に向かう可能性が高いと見ております。
確かに米の経済は減速から後退へと移行すると思いますが、マネーは減らないのです。
もしかしたら違う場所に流れていくかも知れませんが、売られ過ぎた銘柄を探し出したり、それでも成長力のある銘柄に対してであれば、かなり大きな利益をもたらしてくれることになるでしょう。

 景気の流れも重要ではありますが、マネーの流れも重要なのです。
この辺をしっかりと観察しながら対応していきましょう。

 今日の東京株式市場
 基本的には見送りです。
昨日の高いところは100%見送りと判断し、これは難なく正解となりましたが、本日の安いところもちょっと見送っておきたい感じです。

 おそらくではありますが、今日の安いところは1万3100円〜1万3150円程度のところまではありそうな気配を感じますし、今夜の米雇用統計やISM指数が酷い状態だと、週明けは更に荒れてしまいます。
もしもこれらの指標が良好だったとしても、月曜日から買い気配でどうにもならないということはないと思うのです。
安全のためにも今日は見送り姿勢とし、買うとしても大引け辺りまでしっかりと狙いを絞ってということになるでしょう。

 個別銘柄については、別コーナーで対応させていただきます。

 まだまだ書きたいことはあるのですが、今日はここまでとします。
さあ、今日も1日がんばりましょう!


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2008/08/01 09:13