引き続きギリシャを気にした展開


選挙の日程も決まった事ですし、国民の8割がユーロ残留を希望しているのですし、ECBやドイツ、世界銀行も残留方向で行くべきだとしているのですから、残留するかどうかは条件次第であると言えるでしょう。

そもそもギリシャの経済規模は、日本の神奈川県程度であり、本来ならば最初から切ってしまえば良かっただけの程度であったのですが、地政学的に失いたくなかったのか?それともユーロ安を作り出す材料にしたかったのかは分かりませんが、とにかく残す方向で融資を実行して来たわけです。

世界中で株価は下がりましたし、ここまで来れば離脱となっても織り込まれているように思いますので、今更騒いでも仕方ないとも思うのですが、問題はギリシャの破綻ではなく、それがスペイン、イタリアなどに連鎖破綻をもたらす可能性があるかどうかなのです。

とりあえず、ギリシャほどに国民性が悪い国ではなさそうですから、簡単に破綻を選ぶような事はしないと思いますし、万が一ギリシャがユーロ離脱(破綻)を選択するとしても、その波及を止めるためにECBは更なるバラマキを実行して来る事でしょう。

そもそもこの下げの主因が本当にギリシャ問題であるのかも怪しいところであり、ヘッジファンドの中間決算期が終われば、売りも落ち着くと思いますし、今度は売った分の買い戻しが入るのは確かで有ろうと思うところです。

確かに目先は下げているのですが、転換点はかなり近いと見るべきでありましょう。不安ばかりが協調されている相場ですが、この後には相当大きな上昇総相場が待っている!そう考えて差し支えないと思うところです。

例えばですが、あれほどサブプライムローンでダメージを受けた米ですが、シェールガスの開発により安いエネルギーを手にしており、安い製造コストを求めて外国へ工場を移転させていた企業が次々と国内に戻ってきているのです。

また、家庭向けガスの代金が半値になっている地域も出て来ており、国民の生活は徐々に潤ってきているのです。「米復活の日は近い!」と見て良いでしょう。時が経ち、後ろを振り返ってみたならば、何と小さな事で大騒ぎしていたのだろうと反省することになるでしょう。

先をしっかりと見つめ、ベストを尽くさねば投資で良い結果など得られません。ベストを尽くし良い成果を上げて行ければと思います。

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ギリシャ再選挙へ


ギリシャでは極左政党と極右政党が急伸し、過半数を握る政党が出ず、守旧派の第一党との連立交渉が失敗し、6月に再選挙という運びになったようです。

この動きを受けて混迷が深まるのではないかと懸念する声も聞こえますし、不安を感じておられる方も多い様ですが、現状を無視して極左と極右に投票した結果がもたらした再選挙であり、これは当然の結果であると言えるでしょう。

ポイントは「ユーロに残りたいし、デフォルトも嫌だけど、こんなにきつい借金の返済は嫌だ!」と言う事であり、これを両立させるかどうかを決めるのはギリシャではなく、EU全体なのです。

本来は共通通貨を導入したのですから、国家間の合併を進めて「合衆国」を作るべきところを、共通通貨導入だけで終わらせてしまっているところが問題なのです。身内が困っている状態なのですから、そこを助けるのは当たり前であり、高利で資金供給しても解決出来る訳がないのです。

結局、南欧と北欧の考え方があまりにも違うので、これを統合するのは不可能であるとも言えるのですが、それをやらねば何時までもこの様な問題が出続けると言っても良いのかも知れません。

ですから、ギリシャが再選挙をし、その結果として緊縮策に反対しつつ、ユーロに残留したいとしても、EU全体の意見がそれを許せば、それも可能となるかも知れません。

まあ、どう見てもわがままであり、普通は通らない話であるのですが、ギリシャはEUにとって地政学的、歴史学的にも失いたくない国ですし、何らかの譲歩策が出てくる可能性もあるかも知れません。ギリシャが助かるかどうかは、EUの心づもり次第であり、実は様子見するのはギリシャの選挙ではなく、EUの出方であると要っても良い様に思います。何せお金を貸しているのはECBが中心であり、生かすも殺すも貸し手次第なのです。

ギリシャの国民がどれ程の認識でこう言った行動をとっているのかは分かりませんが、根底にある不満は「政治家は嘘つきだ!」と言うところであるとも言われており、酷い政治家ばかりが居る日本の国民としては、多少共感出来るところもあります。

ただ、勢いで変な政党に投票すると大変な事になると言うのは日本でも経験済みであり、再選挙の時はもう少し考えて投票して欲しいと思うところです。

何せ極左も極右も通るはずもない要求をしているのですし、その後に待っているのはほぼ間違いなくデフォルトでしょう。デフォルト後の公務員の給料はドラクマで支払われる事になり、それを持っていても買い物なんて出来ないのです。誰もユーロに替えてくれる人など居ないですからね・・・。

まあ、いずれは落ち着くでしょうけれども、落ち着くまでは半年位は必要でしょうし、その間どうやって食いつなぐのでしょう?金持ちはドル資産を売却しながらその時を待てば良いと思いますが、多くの国民はそういうわけには行きませんからね・・・。

また、ECBは間違いなくギリシャがデフォルトしてもその影響が及ばないように対策を進めていくはずであり、結局大暴れして自滅していくだけの事になるように思うのです。いくら何でも金利が高すぎるから何とかしてくれとか、まともな交渉をする様な政権を作らないと、単に嫌われ者の国と言う事になりかねないでしょう。

相場は既にかなりの部分を織り込み始めていると見て良く、幾ら騒いでも誰も相手にしなくなる時が来ると考えて行くべきでしょう。今は様子見で買いが手控えられておりますが、いつの間にやら株価は上昇に転じてくる事になるでしょう。

いつまでもこの件に振り回されていてはいけないと言えるのではないでしょうか。

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ギリシャ危機考察


状況は報道の内容を見極めるよりほかはないのですが、ギリシャで議席数を伸ばした極右と極左の政党は、組閣を拒否し、ユーロ脱退を示唆しているのですが、国民の8割はユーロ残留を希望しているそうです。

当選した議員たちは、何を訴えて当選したのかよく分からないのですが、給料は減らしてほしくない、借りたお金は返したくない、ユーロには残留したいと、わがままにも程があるといった感じで、こんな状態がいつまでも続くとは思えません。

一応ユーロ脱退ともなれば、輸入物価は急上昇し、とても庶民の生活は成り立たないということになるでしょうし、通貨をドラクマに戻したところでそれが流通するようになるとは思えません。よほど出国規制でもしない限り、ドラクマに戻したところでどうにかなるような話ではなく、国自体が存続不能となる可能性もあるのではないかと思うところです。

ところで、なぜにこのような事態に至ったかといえば、ゴールドマンと結託して粉飾決算でユーロ入りし、その後にバブルが崩壊し、その後始末としてECBから資金供給を受けた事が原因となっている訳ですが、その金利は日本のサラ金並みであり、普通に考えると返せる訳もない金利です。

どう考えても借り入れる前に金利の相談をすべきであり、今更返せないと言うのは稚拙すぎると思うところですが、これがギリシャの現状でありましょう。

ただ、株価は非常に荒れた状態であり、あまり好ましくないような状況にも見えますが、確実にユーロは値下がりしており、これはEUにとって好ましい状況であると言えるのです。ギリシャのように輸出がない国には害にしかならないユーロ安ですが、他の輸出が多い国にとってはプラス面が大きいのです。

そう考えていきますと、この混乱も作られたものであるようにも見えますし、先が全く見えないような事が言われますが、実はそうでもないとも言えるように思うところであります。

まあ、いくらユーロ安が良いとしても、同時に株安が進みすぎますと、どうしても不良債権が膨大になっていきますので、いつまでもこうした状況を続ける訳にはいかないはずであり、何らかの手も打たれてくるタイミングであると言えるでしょう。

結局、いつも不安を煽られ、嫌な場面が作り出され、いつも個人投資家はふるい落とされていくのです。大きな流れは何も変わっていないのですが、目先のこうした動きで信念が揺らいでしまうのです。

ギリシャがどうなろうと変わらないものがありますし、そうしたことを忘れないようにしなければならないのです。目先下げたとしても、結局結果は変わらないものは沢山あるのです。変わらないものをしっかりと見つめ、揺るぎない姿勢でこの局面を乗り切っていければと思います。

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